大阪・吹田、三重・伊賀で初心者の方向けの家庭料理教室
「のんの」のひとりカルチャ-教室を主宰している藤本園美です!
「面取り」は、野菜の角を取る(切る)調理法ですが、「なぜ必要なの?」「やらなくてもいいんでは?」と思う方も少なくないようです。
ですが、結論から言えば、「(お料理によっては)必ずやってほしい」調理法です。
なぜそういう風に言えるのかまずはお話したあと、やり方についても解説します!
(大根の)面取りをする意味・理由
()としたのは、じゃがいもなどの他の野菜の場合も「意味・理由」としては同じだからです。
面取りをする意味・理由は大きく分けて2つあります。
煮崩れを防止する
面取りをする最大の理由は「煮崩れを防止する」ためです。
煮崩れは、具材を煮た時にドロドロ・ボロボロになってしまうことを言いますが、面取りをすることでかなりの割合で防ぐことが出来ます。
なぜそういった効果があるのかは、川に流れている石を想像してもらえれば分かりやすいかと思います。
角がある石は、他のものに当たる度に形が崩れたり、割れたりしますよね。
一方で、初めから角がない石は、そういった影響を受けにくいわけです。
お鍋の中でグツグツ煮込んでいると、具材同士は常に接触を繰り返すので、角がついたままだと原型がどんどん崩れていくんですね。
なので、おでんや煮物といった、「元の形を出来るだけキープしたいもの」に関しては特に、面取りをするべきなんですね。
見た目が綺麗に見える
これは1つ目の理由にも関連するお話ですが、面取りをすることで具材がより綺麗に見えます。
単に「煮崩れしない」というだけではなく、丁寧な仕上げでお料理上手に見えるんですね!(^^)!
面取り自体は慣れれば一瞬で出来る工程ですが、そういうちょっとした下準備をするかしないかで、お料理の出来栄えは本当に大きく変わってきます。
「下準備」の中には、文字通り「準備」と言えるような大変なものもありますが、面取りは非常に「コスパの良い」方法の1つなので、是非身につけて欲しいです!
大根の面取りのやり方
面取りのやり方に関しては、文章で読んで頂くのではなく、
実際にどんな感じかを見てもらう方が早いので、以下の動画をチェックしてもらえらばと思います(^^)
面取りに関しては5:30くらいから解説しています!
まとめ
面取りはめんどくさいというイメージがありますが、要領が分かれば本当に簡単です。
お料理のグレードが大きく変わってくるので、おでんや煮物を作る際には是非面取りをする習慣をつけて欲しいです!
お読み頂き、ありがとうございました!\(^^)/
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