大阪・吹田、三重・伊賀で初心者の方向けの家庭料理教室
「のんの」のひとりカルチャ-教室を主宰している藤本園美です!

プラスチックのまな板を以前ご紹介しましたが、この記事では檜(木)のまな板について解説しています。
「プラスチックと檜(木)のどっちを選ぶべきか?」というところについても言及していますので、要チェックです!
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檜(ひのき)のまな板のメリット・特徴
檜のまな板は、乾燥しやすく、においがつきにくいのが特徴です。
木の素材によっては、木のにおいが食材についてしまうものもあるので注意が必要ですが、
その点、檜のまな板では、基本的に「におい」に関して心配する必要はないです。
また、これは木材を使って作られたまな板全般に言えることですが、
木は包丁を受け止めてくれるので、基本的にはプラスチックのまな板よりもよく切れます。

お料理初心者はプラスチックと木(檜)どちらを選ぶべき?
これは非常によく聞かれる質問ですが、お料理初心者はプラスチックを選ぶべきだと考えています。
上に書いたメリットだけを見ると、木(檜)の方が良いような気もします。
ですが、「調理器具で木製のものを使うということの難しさ」という側面はやはり無視出来ません。
木の方がカビが湧いたり黒ずみが出来たりしやすく、プラスチックに比べると扱いや手入れが難しいです。
檜は、あくまでも木の素材の中では「乾燥しやすい・においがつきにくい」というだけ!
また、木のまな板の値段は、プラスチックのまな板のだいたい2~3倍くらいにはなってきます。
本当に必要なものであれば、多少値段が張るものでもおすすめしますが、まな板に関してはムリして手を出す必要は無いと思います。
木(檜)のまな板の選び方
もし、木のまな板を選ぶのであれば、
3500円以上のものだったら、どの種類を選んでもまず間違いないと思って頂いて良いです。

「檜」はハズレが少ないので、「木」の代表として取り上げていますが、その条件を満たしていれば他の種類でも大丈夫です。
(やはり、値段というものはある程度質を保証してくれることが多い!)
たまに「まな板の一生ものを買いたいんだけど、どれにすればいい?」と聞かれます。
ですが、基本的にまな板は「一生もの」ではなく、消耗品だと思ってください。
(「かんなで削って一生使う」というようなことがほぼ昔話になった現在では、衛生面や耐久性を考えた時に「まな板≒一生もの」という概念は持たない方が良いです。)

特に野菜を切る時にその違いは歴然!